👉左側を下にして横になりましょう🛌
➡︎ 慢性的な栄養不足
胃や胸の不快感に深呼吸
運動は胃に良いですが、肺を動かすことも胃に良いです。横隔膜によって肺と胃は分かれていますが、肺の呼吸で横隔膜を動かすことによって、下の胃も動きやすくなります。横隔膜も硬くなりにくく逆流性食道炎の改善、予防にも役立ちます。ハアハアと息が上がるような運動も取り入れましょう。
とても簡単!ピロリ菌の駆除は必須
週刊東洋経済(2020 2/15号)より。
胃腸薬として有名なガスターが、高齢者の認知機能低下や「せん妄」「錯乱」「意識障害」「うつ状態」を引き起こすおそれがある。
日本人の10〜15%が発症するストレス関連疾患
何を隠そう!わたしも学生時代は過敏性腸症候群に悩まされ、授業もまともに聞いていられませんでした。
キッカケは小学校の給食に出る牛乳。乳糖不耐症という乳製品に含まれる乳糖という糖分のアレルギー体質であることに、当時は全く気づきませんでした。段々とお腹が気になって、途中で抜けられない授業の時間が恐怖になり、鬱的にもなりました。適応薬がまだ無かった頃ですね。さて、どうやって治したのでしょう?
下痢型・便秘型・交代型+ガス型
交代型…下痢と便秘が両方あるという場合。
ガス型…小腸で消化吸収されなかった食物を大腸の腸内菌が分解しようと沢山のガスを出した結果、お腹が張ってオナラが出る(あるいは出ない)状態です。
現在は画期的な薬があるのですね!
その名も「イリボー」
しかし、有効率は46.9%とのこと。
便秘型や交代型の方は飲めません。
過敏性腸症候群は腸の知覚過敏で
腸は「第二の脳」と呼ばれています。
脳内神経伝達物質セロトニンの過剰放出が
知覚過敏の原因とされ、
セロトニンを抑制するイリボーが開発されました
添付文書を読むと
「劇薬」「副作用:虚血性大腸炎・重篤な便秘」とは
怖い薬ですね。。
ゲル形成薬「コロネル」という薬もあります。
添付文書には「対症療法である」と注意書きが。。
対症療法で「治った」という話も聞きますが
多くの場合、治らないです。
1位は風邪で、2位がなんと過敏性腸症候群です。
10代〜30代に多い症状で発症ポイントは
・入学後
・新学期
・入社後
・部署移動後
・転職後
が多いようです。
そして、環境が落ち着くと治ることも多いようです。
過敏性腸症候群を裏付ける検査はありません。
1.感染性胃腸炎の後である
サルモネラ菌やカンピロバクターなど細菌やウイルス性胃腸炎が原因となっている場合。
2.ストレス・不安がある
3.食物不耐症とアレルギーがある
代表的なものに「乳糖不耐症」があり、私も学生時代はこれで過敏性腸症候群に悩まされました。アジア人・日本人には、乳製品に含まれる乳糖という糖分を分解する酵素が欠損している人が多いとされます。
4.特定の食べ物が小腸で消化吸収できない
できなかった食べ物が大腸に落ちて、腸内細菌がそれを分解しようとする過程で異常にガスが出ることで腹痛や下痢・便秘を発症します。
IBSを起こす特定の食べ物を「FODMAP」と呼びます。
F.ブドウ糖・ショ糖・麦芽糖
O.オリゴ糖
D.乳糖(牛乳やヨーグルトなど)
M.果糖(果実や蜂蜜など)
A.and
P.ポリオール(アルコール)
5.内臓痛覚過敏
最も過敏性腸症候群と関係していると言われているのが内臓痛覚過敏。「腸脳相関」と呼ばれ、必要以上に大腸が収縮して痛みを感じたことで脳を刺激し、その脳が再び腸を刺激してしまう悪循環をいいます。
1.食事行動日記を2〜4週間書き記してみる
その日の天気や行動をつぶさに書き記して客観的に自身を見ることで、対策を見つけます。
2.高FODMAP食を低FODMAP食に代える
表にまとめましたのでご参照ください。
3.食物繊維を摂る
水溶性食物繊維、不溶性食物繊維どちらも摂ってください。特に便秘型の症状には、不溶性を多く摂ってください。
4.中等度〜激しい運動をする
毎日運動することを12週間続けると43%の人が治り、その後も症状が現れていないというデータがあります。中等度とはウォーキングで1万歩、時間にして100分程度です。激しい運動とはランニングになります。因みに、同データには特定難病疾患の線維筋痛症にも有効であったとあります。
5.マインドフルネス(瞑想)をする
アメリカではポピュラーで、あらゆる疾患の治療目的で瞑想治療が行われています。一言で言えば「いまこの瞬間の感覚に集中する」ことです。例えば、呼吸に集中し、内臓に酸素が注がれる感覚を感じ取ったり、足が地面に着いている感覚を感じ取ることで、頭の中で将来の不安を予期する癖を取り除きます。
6.薬をうまく使う
栄養療法と運動療法による体づくりが基本ですが、我慢ならない苦痛を放っておくわけにはいきません。
・突発的な痛みに鎮痙剤(胃腸痙攣を鎮めます)
➡︎ブスコパン、チアトン、セレキノンなど
・軽鬱状態も緩和する胃腸薬
スルピリド(商品名ドグマチール)は元々胃腸薬として開発されましたが、後に気持ちを興奮させたり、緊張させたりする体内神経伝達物質ドーパミンの働きを抑制することから、抗うつ作用が注目され、過敏性腸症候群にも使われるようになりました。私もこれを使ってストレスを溜め込まなくしながら、体づくりをして治しました。先のイリボーは、興奮や緊張状態をリラックスさせる体内神経伝達物質セロトニンを抑制することから、大腸の収縮の過剰な活発化を促すセロトニンの抑制に使用されるため、この2つの薬は全く違う側面から過敏性腸症候群の症状の緩和に役立つわけです。イリボーが効かなかった方はドグマチールを、ドグマチールが効かなかった方はイリボーを試してみると良いかもしれません。ただし、飽くまでこれは対症療法なので、体づくりを並行して行なってください。
・抗生物質を使う
腹部膨満感と下痢がどうしても長く続く場合、感染症の可能性を考えて短期的に抗生物質を使います。
1.熱が続く
2.ドロドロとした便が出る
3.血便が続く
4.関節痛を伴う
5.体重が減少ぎみ
6.50歳以上でIBSを発症
7.炎症性疾患の家族歴がある
潰瘍性大腸炎の解説ページへ
https://www.kinoshitayakuhin.com/p/22/
以前は神経性胃炎などと呼ばれていました。長く続く上腹部膨満感、食後膨満感、早期満腹感と同時に他の神経症状が見られる方。
機能性ディスペプシアとは、明らかな病気がなく、検査しても原因が分からないものの、胃の痛みや食欲不振などの症状が続く病気を指します。中でも食欲不振は、食べたいという欲求がなくなったり低下したりする状態で、場合によっては栄養失調や心身の衰えにつながる恐れがありますが、漢方療法などで症状の改善が期待できます。
機能性ディスペプシアとは、胃がんや胃潰瘍いかいようのような病気(器質的疾患)がなく、検査しても原因が分からないものの、胃のはたらき(機能)の悪化などによって胃もたれや胃の痛みなどの症状が続いている状態のことです。ディスペプシア(dyspepsia)には“消化不良”という意味があります。
以前は胃の痛みや胃もたれなどで受診した患者さんが、胃潰瘍や胃がんといった器質的疾患(臓器に明らかな異常が認められる病気)と診断されるケースは半数程度ありました。しかし、最近では機能性ディスペプシアという診断がつく患者さんが増えています。なお、健康診断を受けた人の11~17%、病院を受診した人の44~53%に機能性ディスペプシアが見つかるといわれています。
機能性ディスペプシアが増加している要因として、胃潰瘍や胃がんの原因となるピロリ菌に感染している方が少なくなり器質的疾患と診断される方が減ったことや、次の項目で説明するように、ストレスを抱える人が増えていることなどが考えられます。
まず血液検査や腹部超音波検査を行い、必要であればピロリ菌の検査も兼ねて上部消化管(食道~十二指腸)の内視鏡検査を行います。基本的には上部消化管内視鏡検査で胃がんなどの除外が必要とされていますが、最近では若年でピロリ菌に感染している方が減っています。それに伴い、器質的疾患が見つかる患者さんは少なくなっているため、必ずしも全ての患者さんに対して上部消化管内視鏡検査を行わなくてもよいと考えられています。
一方、腹部超音波検査はほぼ必須で行っています。実は若くて痩せている方などの場合は、超音波で胃の中の様子がほとんど見えるため、内視鏡検査では見つけにくいといわれているスキルス胃がん(胃の壁を硬く厚くしながら広がるタイプの胃がん)などは腹部超音波検査でも確認できます。そのため、若い患者で、近親者にがん患者さんもいないような場合は腹部超音波検査や血液検査のみで診断することもあります。
また、機能性ディスペプシアの診断においては、膵臓がんの有無を確認することが重要です。膵臓は体の奥のほうにある臓器なので、腹部超音波検査で確認しづらい場合は腹部CT検査を行うことがあります。
機能性ディスペプシアの原因にはさまざまなものがあり、社会的ストレス、消化管の運動機能異常、消化管の知覚異常(少しの刺激で強い痛みなどを感じる状態)が三大要因といわれています。
また、ストレスによって知覚異常が起こったり、知覚異常によってストレスがかかったりするなど、3つの要因は相互に関連しています。そのため、1つの要因に対して治療しても症状をコントロールできないことがあります。たとえば、背景にストレスや知覚異常がある場合は、運動機能を改善しても症状がよくならないといったように、治療が一筋縄ではいかないことも少なくありません。
そのほかにも、ピロリ菌感染によって胃の中に炎症が起こって知覚過敏が生じたり、過剰に分泌された胃酸が十二指腸の粘膜を刺激して運動機能の異常を引き起こしたりすることなど、さまざまなことが機能性ディスペプシアの原因となりえます。
主な症状としては、次のような腹部症状が挙げられます。
・胃もたれ(食べたものが胃の中にたまっている状態)
早期飽満感(食べ始めてすぐにお腹がいっぱいになってしまう)
・心窩部痛しんかぶつう(みぞおちの痛み)
・心窩部灼熱感しんかぶしゃくねつかん(みぞおちが焼けるような感覚)
ただ、1つの症状だけで受診する方は少なく、胃もたれと早期飽満感があったり、胃もたれと心窩部灼熱感があったり、複数の症状が合併しているケースも多いです。
機能性ディスペプシアの患者さんの約半数が、逆流性食道炎などの胃食道逆流症や過敏性腸症候群を合併しているという報告もあります。さらに、不安や抑うつなどの精神的な病気を合併している方も一部いらっしゃいます。
ご自身の症状の原因がどのような部分にあるのかを自分で判断するのは難しいケースも多いのではないでしょうか。
機能性ディスペプシアの診断においては、同じような症状が現れる病気の可能性を除外すること(除外診断)がポイントとなります。そのため、まずは問診と身体診察で器質的な病気(特にがんなど)がないかを確認します。このときに重視することがアラームサイン(警告症状)です。アラームサインとしては、高齢、貧血、体重減少などが挙げられ、該当するものがある場合は上部消化管内視鏡検査や腹部超音波検査を実施し、詳しく調べることもあります。さらに、血液検査で貧血や肝機能障害などがないかも確認することが一般的です。
機能性ディスペプシアの治療では、胃酸分泌抑制薬(胃酸の分泌を抑える薬)や、消化管運動改善薬(胃の動きをよくする薬)、漢方薬などを使うことが一般的です。
中でも、第一選択薬(最初に使う薬として選ばれているもの)として、胃酸分泌抑制薬やアコチアミド(消化管運動改善薬)、食欲不振や胃もたれに効果が期待できる漢方薬が用いられます。第二選択薬(第一選択薬が効かないときに次の選択肢となる治療薬)としては、アコチアミドではない消化管運動改善薬やほかの漢方薬、抗不安薬、抗うつ薬が挙げられます。さらに、生活習慣や食事の改善も同時に行うことが大切とされています。
食欲不振とは、食べたいという欲求がなくなったり低下したりする状態のことをいいます。食欲不振の感じ方は人によってそれぞれ違いますが、患者さんは「食事が美味しくない」「お腹が空かない」といった表現をすることが多いです。
食欲不振が続くと、若い方の場合は仕事の能率が落ちたり、ひどくなると仕事ができなくなったりすることも考えられます。また、高齢者の場合はや栄養障害によってフレイル(心身の衰え)につながることもあるため注意が必要です。ただ、高齢者の場合は食欲不振の原因が機能性ディスペプシア以外にあるケースもあるため、慎重にチェックする必要があります。
食欲不振のみられる患者さんは、胃の動きが悪くて食べられない場合もあるものの、治療をしてもなかなかコントロールできないような重症例や難治例の方に多くいらっしゃいます。食欲不振がある場合は早期飽満感や胃もたれといった病態に、さらに治療でコントロールしづらい要因が加わっていることが多いということです。
また、先述のとおり、高齢の方の場合は食欲不振の原因が機能性ディスペプシア以外の病気ということもあります。たとえば、がんや認知症などの神経系の病気、甲状腺機能低下症などでも食欲低下が起こることがあるため、こうした病気を見逃さないように、診断や治療は慎重に行う必要があります。
とはいえ病院では治らない…
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加齢などによる筋力の低下
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胃の入り口=噴門を開閉する
下部食道括約筋や横隔膜が緩む
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噴門が開いたまま
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逆流性食道炎
胃食道逆流症(GERD)
神経性胃炎・慢性胃炎
胃酸の放出を止める
PPI(プロトンポンプ阻害剤)の乱用
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薬害性逆流性食道炎
認知症
視覚障害
を発症してしまう
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継続服用8週間まで
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維持療法
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リスク
・胃ポリープの発現
・胃ガンの発見遅延
・骨折リスクの増加
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他の適切な治療への変更
タケキャブ・ネキシウム・パリエット
オメプラゾン・オメプラール・タケプロン
実は胃酸不足
(胃酸不足と亜鉛)
胃酸の元は塩酸ですが、人は塩化ナトリウムを材料にして、塩酸を作りますが、その過程でアミノ酸が働きます。このアミノ酸の働きを促進させるのが亜鉛で、亜鉛が不足している人には胃酸低下の症状が出やすくなります。
(H2ブロッカーの長期服用の重大な副作用)
逆流性食道炎などの治療改善で処方される、胃酸の分泌を止めてしまうプロトンポンプ阻害剤(PPI)の長期服用は、貧血症状、耳鳴、筋肉の痙攣などの慢性状態を引き起こします。ある意味ではPPIや同じ性質の薬であるH2ブロッカー(市販薬ではガスター10など)の作用機序が、食物を分解するための胃酸を根元から止めてしまうことを考えれば、当然の間接的な副作用症状でもあります。これらの症状の背景に深く関わっている胃酸の素である栄養の不足・欠乏は、これら栄養素の吸収するための消化分解を決定的に阻害することで起こしているという矛盾があります。つまり、逆流性食道炎の治療と称して病院で処方される胃酸を止める薬を連用すれば、ますます逆流性食道炎が悪化するという悪循環に陥ります。
(日本人は胃酸の分泌が少ない人種)
近年では日本人の7割強に値する人々が胃酸分泌低下を患っていると推定されていますが、多くの方が何となく胃の調子が悪いと思っている程度で、胃液が少なくなっているとは気づいてないといいます。また胃酸が少ない状態だと、胃にバクテリア、ウイルス、寄生虫、イースト菌や真菌類などが住める環境になってしまうことも大きな問題です。胃酸はこれらの有機体に対する殺菌防御の役割があり、通常ではこれらの有機体が存在することはありません。そしてさらには低い胃酸状態にある人は、リウマチ性関節炎、喘息、アテローム性動脈硬化やカンジダ菌などの伝染病を持ってしまう可能性が高くなります。
⬇︎
機能性ディスペプシア用薬
「アコファイド」
を病院で処方してもらう
⬇︎
PPIの乱用で出難くなった胃酸が
自然に作られるように回復させる
⬇︎
・アコファイドを活用
・または制酸剤を活用
・栄養療法で胃酸を作る
・運動療法で筋肉を作る
医薬品
化学薬品は苦手という方
口臭体臭も消える天然のの防腐剤
栄養補助食品
加齢などで消化不良が続くと「慢性的な栄養不足」になります。車に例えれば、エンジンオイルもガソリンも無い状態です。牡蠣肉エキスのバランスターWZやスピルリナのリナグリーン21プレミアムは、小腸からの栄養素の吸収率が95%とほぼ100%に近い天然素材の栄養補助食品です。
数種類のビタミン・ミネラル・アミノ酸をバラバラに摂って、体づくりはできません。下図の桶理論は、牡蠣肉エキスのバランスターWZやスピルリナのリナグリーン21プレミアムでバランス良く代謝栄養素を摂って初めて、体づくりができることを表しています。
有害物質の排泄を促す
ファスティングとは、欧米であらゆる疾患の治療に補完的に利用される自然治療法で、特に西洋医学・標準医療で助からないとされる病気の治療に昨今日本でも用いられています。所謂断食と似た食事療法です。胃を休めることで一種の飢餓状態をつくり、正常細胞に異物細胞を自食させるオートファジーという人間が元来持っている免疫機能です。