むずむず脚症候群の正体

医者も知らない…なんと！隠れ貧血だった

特に睡眠中や休憩中に起こりやすい

通常フェリチン鉄は血液検査で調べない

なので、内科医に対して「フェリチン鉄を調べて頂きたい」と率直にお頼みしましょう！

血液検査でヘモグロビン濃度が正常値でも、＂貯蔵鉄＂である「フェリチン鉄」が一般に50ng/mL〜100ng/mL以上無ければ、潜在的な「隠れ貧血」としてさまざまな症状を生み出します。
フェリチン鉄は体内で余った鉄分を貯蓄できる貯蔵庫のような働きをして、緊急時に鉄分の役割を担い、体の故障部位で働いて、だるさ、めまい、胃腸の不調、抜け毛、肌荒れ、気分の落ち込み、これらを総称して「脳過敏症候群」あるいは「機能性ディスペプシア」とも呼びますが、鉄不足を補って改善に対処します。

血中のフェリチン鉄の基準値

男女　25〜250ng/mL

血中の鉄（Fe）基準値

男性　50〜200μg/dL
女性　40〜180μg/dL

血中の赤血球数の基準値

男性　427万〜570万/μL
女性　376万〜500万/μL

血中のヘモグロビンの基準値

男性　14〜18g/dL
女性　12〜16g/dL

血中のヘマトクリットの基準値

男性　40〜52%
女性　33.5〜45%
※血液全体に占める赤血球容積の割合

鉄不足でドーパミンが働かなくなる

脳内神経伝達物質の一種ドーパミンは普段、運動の調節、ホルモンや循環の調整、学習、意欲、喜び、快楽に関与していますが、貧血時にはドーパミンの働きが止まり、代わりにノルアドレナリンの働きである運動神経を刺激して、激しい感情や強い肉体作業などのストレスを誘発させるようになります。ですから、脚がむずむずと動く症状が出るのです。