トフメルA 第2類医薬品
皮膚病薬※ステロイドは配合されておりません
1932年(昭和7年)より販売
容量: 40g(ジャータイプ) ¥1,650(税込)
日常生活ではちょっとした不注意から、すりきずやきりきず、やけどなどのケガをしやすいものです。トフメルAは、そのような傷口を殺菌・消毒するほか、ひびやあかぎれなどにも効果のある外傷用の軟膏で、ご家庭の常備薬としてお役立てください。
特長
1.酸化亜鉛は創傷面やただれなどのびらん面の分泌物を吸収・乾燥させ、治癒を早め、被膜を作って患部を保護します。
2.dl―カンフルは皮ふの血行を良くし、炎症・かゆみを鎮め、広範囲抗菌スペクトルの塩酸クロルヘキシジンは細菌の感染を防ぎ、人の皮脂に近いとされる精製ラノリンは患部の分泌物を吸収しそこに留めて治癒を早めます。
3.乳幼児からお年寄りまで安心して使え、ご家庭の常備薬として大変重宝します。
使用上の注意
相談すること
次の人は使用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
医師の治療を受けている人。
薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
患部が広範囲の人。
深い傷やひどいやけどの人。
使用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに使用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
[ 関係部位 ] 皮ふ
[ 症 状 ] 発疹・発赤、かゆみ
5~6日間使用しても症状の改善がみられない場合は使用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
効能・効果
皮膚の殺菌・消毒、やけど、すりきず、きりきず、刺傷、ひび、あかぎれ、しもやけ
用法・用量
1日1~2回、適当量を患部に塗布又は塗擦してください。
〔用法及び用量にかんする注意〕
小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させてください。
目に入らないよう注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
外用にのみ使用してください。
成分・分量
100g中
酸化亜鉛 8g
dl-カンフル 0.5g
クロルヘキシジン塩酸塩 0.2g
添加物として、精製ラノリン、ワセリン、グリセリン、ミツロウ、アルコール、三二酸化鉄を含んでいます。
【効果的な使用方法】
やけど
水道水で痛みがなくなるまで良く冷やす(但し30分以内)。水泡のある時は、つぶさないで、ガーゼや脱脂綿等にトフメルAを厚く(10円玉2~3枚位の厚さ)延ばして患部に当て包帯をする。
すりきず、きりきず
大きな異物は取り除き、水道水で洗ってからガーゼや脱脂綿等を用いやけどに準じて処置する。救急絆創膏を使うときは、ガーゼ部にトフメルAを塗って使う。
皮膚の消毒・殺菌
患部の汚れを洗い落とし、トフメルAをしずかにすり込むか、又はガーゼなどに厚めに塗って貼ってください。
しもやけ
皮膚欠損がなく、腫れてかゆみのある場合には、こまめにトフメルAをすり込みながらマッサージしてください。
床ずれ(きず、殺菌・消毒)
ガーゼに厚く(10円玉2~3枚位の厚さ)延ばして患部に当てておさえる。患部がただれているとき又は化膿しているようなときは、抗生物質等を配合した軟膏を先に塗布してから、その上にトフメルAを重ねる。
日焼け(やけど)
海水浴等での日焼けによる痛みに塗布する。ひどい場合はやけどの処置と同様の方法で使用する。
おむつかぶれ(殺菌・消毒)
清潔にして塗布する。又はガーゼや脱脂綿等にトフメルAを延ばして患部に貼る(トフメルAは尿から皮膚を守る)。ひどい時は少し多めに使う。数日間使用しても良くならない、又は悪化する時はカンジタを考える。
洗剤等によるあかぎれ
寝る前に手にトフメルAを良くすり込む(片手3分位)。ひどいときは良くすり込んだ後に更にトフメルAをたっぷり塗布し、ビニール等の手袋をして寝る。
かかとなどのヒビ
寝る前にかかと等にトフメルAを良くすり込む(片方3分位)。ひどいときは良くすり込んだ後に更にトフメルAをたっぷり塗布し、靴下を履いて寝る。