時間や場所に関わらず、突然強い眠気に襲われ、居眠りを1日に何回も繰り返してしまう過眠症の一種で、突然気絶したかのように眠ってしまう「情動脱力発作」を伴います。思春期に発症することが多く、男女で有病率の差はありません。夜に十分な睡眠をとっていたとしても、日中に突然眠気に襲われて寝てしまいます。車の運転中などに突然眠ってしまうこともあるため、精神科・心療内科等で中枢神経刺激剤(向精神薬リタリンなど)、睡眠導入剤や入眠剤、抗うつ剤等を処方されている方もみえますが、根本的な治療すなわち体づくりが欠けては治りません。そもそも、その薬の副作用の場合があります。ナルコレプシーは、眠気や夜間睡眠の分断の影響で攻撃性が高くなり、行動上の問題が生じることがあります。
コレステロール不足が引き金
脳の中の「電線」を担うニューロン軸索を「筋肉」に例えると、この筋力低下が思考能力や認知能力の低下、ナルコレプシーを招きます。コレステロールは「悪者」扱いされがちですが、ヒトの体にとって大切な栄養源です。過度の食事制限や偏食、また近年では「コレステロール値を下げる薬」が犯人で「横紋筋融解症」すなわち筋肉を溶かす副作用で、コレステロールでできるニューロン軸索の働きを低下させていることが認知症を招くとして問題になっています。そもそも、コレステロール値を下げる薬が処方される先進国は日本くらいで、無理に吸収を阻害することで血中の値を下げたヒトと高いままで薬を飲まなかったヒトでは、前者の方が短命であるという研究データが出ています。
6大脳神経伝達物質+α
脳神経伝達物質は、栄養素から成っています。「桶理論」にならってバランス良く摂取して初めて効果的な根本治療になります。例えば、ナルコレプシーの原因であるオレキシンは、その興奮作用を調整するGABAというリラックス作用を持つ脳神経伝達物質があってはじめて本来の働きに正常化します。
栄養補助食品
加齢などで消化不良が続くと「慢性的な栄養不足」になります。車に例えれば、エンジンオイルもガソリンも無い状態です。牡蠣肉エキスのバランスターWZやスピルリナのリナグリーン21プレミアムは、小腸からの栄養素の吸収率が95%とほぼ100%に近い天然素材の栄養補助食品です
数種類のビタミン・ミネラル・アミノ酸をバラバラに摂って、体づくりはできません。下図の桶理論は、牡蠣肉エキスのバランスターWZまたはスピルリナのリナグリーン21プレミアムでバランス良く代謝栄養素を摂って初めて、体づくりができることを表しています。
免疫能と解毒能で
有害物質の排泄を促す
ファスティングとは、欧米であらゆる疾患の治療に補完的に利用される自然治療法で、特に西洋医学・標準医療で助からないとされる病気の治療に昨今日本でも用いられています。所謂断食と似た食事療法です。胃を休めることで一種の飢餓状態をつくり、正常細胞に異物細胞を自食させるオートファジーという人間が元来持っている免疫機能です。