第三類医薬品
第三類医薬品
≪複方霊黄参丸≫は、古来、強壮薬として用いられてきた<牛黄>や<紅参><鹿茸>をはじめ、精選した10種類の動物性及び植物性生薬をバランスよく配合した滋養強壮剤です。
貧血や低血圧などで顔色のすぐれない方や手足が冷たい方、偏食しがちな食生活で栄養不良の方などの滋養強壮に効きめを現します。
効能・効果
次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症、発育期
成分・分量
≪複方霊黄参丸≫は、表面に銀箔をかけた丸剤で、12丸中、次の成分を含みます。
牛黄(ゴオウ) …10mg
コウジン乾燥エキス …300mg[紅参3gに相当します]
当帰(トウキ)末 …180mg
防風(ボウフウ)末 …180mg
川芎(センキュウ)末 …180mg
甘草(カンゾウ)末 …100mg
芍薬(シャクヤク)末 …300mg
桂皮(ケイヒ)末 …250mg
動物胆 …50mg
鹿茸(ロクジョウ)末 …5mg
添加物として部分アルファー化デンプン、パラベン、グリセリン、ハチミツ、寒梅粉、銀箔を含有します。
<主な配合生薬について>
◇牛黄(ゴオウ):牛の胆のう中にごくまれに発見される褐色の小球塊で、中国最古の薬物書といわれる『神農本草経』に収載され、強壮生薬として用いられてきました。
◇紅参(コウジン):『神農本草経』に収載されている薬用人参の根を蒸して乾燥したもので、古くから漢方の要薬として広く用いられてきました。
◇鹿茸(ロクジョウ):オス鹿の頭上の角を指します。ただし、骨化した硬いもので無く柔らかく細かい毛が残る幼角を用います。
鹿茸は、「成長(生長)」「生殖」に関わる生理機能を強力に補う生薬です。新陳代謝機能を活発にし、食欲を増進し、からだを丈夫にするはたらきがあります。
用法・用量
食間または食前に服用すること
年齢 1回量 服用回数
大人(15才以上) 4丸 1日3回
8~14才 2丸
8才未満 服用しないこと
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること
使用上の注意
■相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
妊婦または妊娠していると思われる人
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
関係部位 症状
皮膚 発疹・発赤、かゆみ
消化器 吐き気、胃部不快感
3.長期連用する場合には、医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
保管及び取り扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること
(2)小児の手の届かない所に保管すること
(3)他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる。)
(4)ビンの中の詰め物は、丸剤の破損を防止するためのものですので、開封後はすてること
(5)ビンのフタのしめ方が不十分ですと、湿気などの影響で薬が変質する場合がありますので、服用のつどフタをよくしめること
(6)使用期限を過ぎた製品は服用しないこと
製造・販売元
救心製薬株式会社
東京都杉並区和田1-21-7
300丸 22,000円(税込)大人25日分