【ニューヨーク=小林泰裕】米ツイッター社を買収したテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、米国政府の新型コロナウイルス対策への批判を強めている。ワクチン接種への不満が背景にあるとみられる。 マスク氏は11日、米国政府の感染対策の指揮を執ってきたアンソニー・ファウチ博士について「私の代名詞は『ファウチを訴追せよ』だ」とツイートした。12日には、コロナワクチンの接種を後悔しているかと問われ、「最初のものは良かったが、ブースター接種では何日も寝込んでしまった」と投稿した。 マスク氏の投稿には100万件以上の「いいね」が寄せられている一方、批判の声も多く投稿されている。