スイスの医薬品メーカー、ロシュ・ホールディングが開発した早期アルツハイマー病患者を対象とする治療薬「ガンテネルマブ」について、脳内に蓄積したアルツハイマー病の原因物質とされるタンパク質「アミロイドベータ」を除去する効果が期待をはるかに下回ったことが、治験結果で示された。 ロシュは11月30日にサンフランシスコで開かれたアルツハイマー病臨床試験に関する会議のプレゼンテーションで、アミロイドベータが目標基準値まで減少した治験患者が全体の約4分1にとどまったと報告した。より小規模な治験では、患者の約半分で目標に達する可能性が示唆されていた。
原因は病院薬と金属ナノ粒子
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