無償で国会議員の私設秘書になって、選挙になったら10人~20人がタダ働きをするんです。物凄く熱心な人たちだから、真面目な人たちだから、この議員の当選のためには頑張らなければいけないって事で、統一教会からすれば、そういう国会議員ができれば、自分たちを支持してくれる、お互いの利益がそこで一致しているという事で。まあ、この機会に、統一教会とは何か、その関連組織である国際勝共連合とは何かっていう事を、日本の社会も政治も、もう一度深く受け止めなければならないと思いますよ。
そうした教団と政界の繋がりに危機感を抱いたと言う信者もいました。生まれる前から両親が既に信者だったという女性（20代）。
統一教会という名前から家庭連合に名前が変わる時に、イベントがあったんですね。安倍さんから祝電来てたのを私も見まして、国のお墨付きを得られているんだな、凄いな、もう私みたいな二世の逃げ場は無いんだなって絶望しました。その時の政権を握っているトップが祝電を送ってきているわけで、という事は、まあ政治家とか警察におそらくSOS出そうにも、きっと動いてくれないんだろうな、っていうのはちょっと思いました。
教団に政治が絡んでいる場面を目の当たりにして、誰も助けてはくれないと絶望したと言う女性。脱会する意志を固めたものの、今も抜けられずにいると言います。
