憲法9条を改正し、軍隊や核でも持とうとすれば、近隣諸国が直ぐにでも軍事行動を起こせる仕組みに世界秩序がなっています。国連およびその下部組織のIMF、WHOの解体を願ってやみません。
世界秩序における日本の立場は、国連憲章の敵国条項である53条、107条、77条に記載されています。
第8章 地域的取極
第53条
1. 安全保障理事会は、その権威の下における強制行動のために、適当な場合には、前記の地域的取極又は地域的機関を利用する。但し、いかなる強制行動も、安全保障理事会の許可がなければ、地域的取極に基いて又は地域的機関によってとられてはならない。もっとも、本条2に定める敵国のいずれかに対する措置で、第107条に従って規定されるもの又はこの敵国における侵略政策の再現に備える地域的取極において規定されるものは、関係政府の要請に基いてこの機構がこの敵国による新たな侵略を防止する責任を負うときまで例外とする。
2. 本条1で用いる敵国という語は、第二次世界戦争中にこの憲章のいずれかの署名国の敵国であった国に適用される。
第17章 安全保障の過渡的規定
第107条
この憲章のいかなる規定も、第二次世界大戦中にこの憲章の署名国の敵であった国に関する行動でその行動について責任を有する政府がこの戦争の結果としてとり又は許可したものを無効にし、又は排除するものではない。
第12章 国際信託統治制度
第77条
1. 信託統治制度は、次の種類の地域で信託統治協定によってこの制度の下におかれるものに適用する。
b.第二次世界大戦の結果として敵国から分離される地域
NATOの目的は、ソ連を封じ込め、ドイツの軍事大国化を阻止することですが、ソ連崩壊後も米国が欧州諸国に資金を拠出して軍事支援しており、グローバリストが政治的にも経済的にも軍事的にも他国に内政干渉し、侵略、略奪しているのが実態です。米国を真似たのが中国共産党です。